GPSをレンタルしてサボり癖のある社員の車を追跡

GPSをレンタルして、サボり癖のある社員の車を追跡してみました。自分のペースで自由に行動ができる営業マンの特権を利用してサボる癖のある社員の車に、レンタルしたGPSを取り付けて、社長である私がスマホを使ってGPS追跡したところ、とんでもない事実が発覚しました。

GPSレンタル端末などを他人の車に付けると、それだけで違法になるようですが、会社の所有物にGPSレンタル端末を付けるのですから、違法性はないと思います。それよりも、社員がサボって会社のマイナスになるようなことをしていないかどうかのほうが、気になって仕方ありません。

GPSレンタルの位置をスマホで確認

GPSレンタルを社員の車に付けていることは、もちろん社長である私しか知らないことです。GPSのレンタル代金も、私のポケットマネーから出したものですし、自分のスマホでGPSレンタルを追跡するのだから、何も問題はないはずです。

GPSレンタルをつけた車の位置情報を確認してみると、午前中はちゃんと営業先に行っていることがわかりました。問題は午後です。昼休憩をとったあとは、仕事に対する意欲が薄れると聞いたことがあるので、GPSレンタルの追跡は、午後をメインに行うことにしてみます。

GPSレンタルの位置が思いもよらない場所に

午後になって、GPSレンタルを付けた車の位置を確認してみると、明らかに営業先ではない場所にGPSレンタルの位置情報が止まっていました。ストリートビューで確認してみると、なんとそこはパチンコ店でした。

GPSレンタルの位置が示す場所へと、とりあえず向かってみることにしました。30分後、再度GPSレンタルの位置を見てみると、まだそのパチンコ店に止まっているようだったので、私は店に入り、ターゲットの社員を探してみたところ、パチンコを打っているのを発見した私に気付いた社員はすぐさま「すみません！もう二度としません！」と謝ってきました。

GPSレンタルで社員の車を追跡した初日にサボりを暴けるとは思っていませんでした。これを機に今では、営業車全てにGPSレンタル端末を装着させています。サボりを防止する目的もありますが、パソコンの画面１つで全てのGPSの位置が確認できるので、売り上げ向上に大変役立っています。

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